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GALLERY2 ~ 氣遊 能勢の秋 ~
今はもう秋、誰もいない能勢...いや、誰もいなくはない。
大阪の最北部能勢。市街地からいくつもトンネルを抜け、ようやく辿り着く。
車中我々は「やっぱ遠いなあ」といつもそう思う。
しかし丸木で出来た喫茶店”氣遊”の駐車場に車を駐め、一息外気を吸った瞬間
「フ~ッ..けっこう近いよなあ」となってしまうのである。
そしてイスに腰を下ろし、一杯のコーヒーを啜るとき、我々のホッコリは頂点に達するのである。
うれしいのである。柿を貰ったのである。
お店のテラスに枝を伸ばす柿の木になっていた実である。
「柿の実貰ろたっ 柿の実貰ろたっ」
”番頭はんと丁稚どん”の昆ちゃんのようにはしゃぐ男。幸福の絶頂である。
しかし、この数週間後、Greendaleのグランパが死ぬくだりで男泣きするハメになるとは
この時の金森幸介には知るよしもなかったのである。
高枝切りバサミで器用にテラスの柿の枝を切って下さった氣遊の井上さんと
よ~し~こさ~ん キスさせて~ いいじゃないのさ~ 何故逃げるのさ~(by三平)
そして金森幸介
今日も氣遊で器用に柿切る喫茶店主...
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