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エピソード14 わが心のティム・バートン

もうすぐ、映画「猿の惑星」がやって来る。
監督はティム・バートン
「ビートルジュース」「シザーハンズ」「バットマン」etc.
異形の哀しみを描かせたら天下一品。
この人、きっとコンプレックスのかたまりやろな。
ティム・バートン版「インディペンデンスデイ」ともいえる
「マーズ・アタック!」だって単なるおバカ映画じゃないぞ。(本当?)
とにかく私も金森幸介も大好きな監督。
もうUSJに対抗して「ティム・バートン・スタジオ・ジャパン」を
大阪に造りたいぐらい。 閑古鳥のフェスティバル・ゲートをそのまんま
「ティム・バートン記念館」にしてもいい。
マーズ・アタックの火星人をヨーデルで倒すカラオケボックス
ジョニー・ディップ扮するシザーハンズがカットしてくれるピザハウス
首なし騎士が乗せてくれる馬車 名付けて「スリーピー・ホロウ ライド」
そして薄暮のハイライト ティム・バートンキャラが一同に
フロートに乗って行進するエレクトリカルパレード..なんて不気味なんでしょ
ああ、夢が広がる!
ティム・バートン映画の特徴でゲイ対応のサービスカットも必ず
用意されている。今回の主演男優マーク・ウォルバーグはカルバン・クラインの下着CMで
全米のホモくん達をとりこにしたという男。
今から、私も金森幸介もわくわくドキドキッ!  なんでやねん。
特殊メイクはリック・ベイカー お猿さんのメイクといえば、この人。
ジョン・ランディス監督との「狼男アメリカン」も忘れられない。

兎にも角にも、見るっきゃない。
でも生真面目な人はやめた方がいいかも知れない。基本的にバカ映画だから
オリジナル「猿の惑星」は中学生の頃、大阪生野区にあった「電気館」(スゴイ?)
という二番館で見た。 SF映画の古典「タイム・マシン」に
よく似たテイストだと思った記憶がある。

共に映画が大好きな我々だが、金森幸介と私が一緒に
映画館に行ったことは一度もない。
これからもきっと行かない。
映画館は一人で行きたい場所だ。
 
過去に一度だけ、小さな映画館で偶然、幸介氏と出くわしたことがある。
彼が入ってきた時、私は観終わって出て行くところだった。
いつもは饒舌な我々が、この日は、何故だか簡単な挨拶だけで別れた。

映画のタイトルは
「YEAR OF THE HORSE」だった。

P.S.「お前の趣味のコーナーか!」ってお怒りの方、堪忍してね。

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