エピソード16 KOUSUKE'S CHILDREN

弾き語りという言葉がある。
自分が弾く楽器のみを伴奏に歌うという意味だろうが、
その楽器はギターであったり、ピアノであったり、
稀にハーモニカだけで弾き語りをしたりする器用な人もいる。
(「パイプくわえて口笛吹けば~」という歌があったが、これなんか超器用)
金森幸介の場合はご存知の通り、ギターだ。

マーチンD18
彼がこのギターを愛器にして、もう何年になるのだろう。
幾多の名演をその主人と共に残してきた。
かつて試行錯誤の末、フィンガーピッキング一本に演奏スタイルを変えた時も、
彼が他のギターを手にする事はなかった。そして、未だに奏法を模索し続けている。
彼は言う。
「俺はギターがヘタやから、いつも色々研究してなあかんねん。」
冗談とも本気ともつかぬ言葉だが、
今もそういう情熱があるのは確かだろう。
たまに、彼のステージを見ていたギター少年から、楽器や奏法について
教えを請われることがある。
そんな時、金森幸介は親身になってレクチャーする。
真摯に音楽に向かおうとする少年たちに...

実際には子供がいない金森幸介であるが、
KOUSUKE'S CHILDRENは確実に存在する。

けど、子供が親をそない簡単に追い抜いて行ったらアカンわなあ。